Achieving Your Dreams 【保存版】日本語版 夢を実現するために!

もし今日死ぬとわかっていたらあなたは愛すべきものに何を残すのか?

FIRE WOLFより。今回は私がカーネギーメロン大学に在学中(当時工学修士課程)だった時、ニューヨークのアメリカ人の同僚からInspirationalな講義で感動したという話を聞き、直ぐにそれを聴講し、講義の録画を見て号泣した話をしたい。教授の名はランディ・パウシュ。世界的にはVR領域で著名なコンピューターサイエンティストだった。もうこの世にはいない。人生は短い。しかも有限であるのだが、割と多くの人間がそれを受け入れずに日々を過ごしている。当時私は若かった。でも今は40代おっさんとして、彼と同い年になり、当時の彼の気持ちを考えて見た。もし47歳で末期ガンを宣告されたら、俺は一体何を家族に残すのか?流石にそんな質問に即答できるほど、人間は準備はできていないものである。

余命3ヶ月

余命3ヶ月ですと言われたら、あなたならどうするのか?彼は医師に末期ガンです。そう告げられた。彼には8年連れ添った妻と、物心もついていない、小さな三人の子がいた。悲しすぎる。自分がその立場なら、まだ父親を理解できない子供達と精一杯の時間を過ごすであるとか、とにかく何かせざる得ないだろう。彼がどれだけの恐怖と混乱に襲われたのか?想像に硬くない。でもこの講義の彼は、全くそれを感じさせないヒューモアとフィジカルな健康状態の健在ぶりを講義中に見せる。中身をネタバレすることはしたくないのだが、その講義は衝撃的だった。自分はガンでもないし、彼はがんについて一切話さない、明るいレクチャー内容なのだが、とにかく溢れ出てくる涙が止まらないのを記憶している。これが生と死に直面した人間の凄さかというぐらい凄い。以来、何か辛いことがあった時には、彼のレクチャーを思い出し、自分はまだまだ甘いなと奮い立たせるようにしてきた。残念なのは、大学院生として、生で彼のレクチャーを聞けた環境にいたにもかかわらず、それが叶わなかったので、録画で見たことだ。それでも号泣。この講義を書き起こした本は、全ての成功の知恵と優しさが詰まっている人生の教本のように思う。私がそう感じたように、これを読んだ誰もがそう感じるんじゃないかと思う。笑えるのと、泣けるのと、あまりない内容だが、英語のニュアンスが日本の方にわかるかどうかがいまいち不明なのだが、YouTubeがフリーで出てるので、本だけではなく、実物を英語で聞いて欲しいなと思う。まず一つ目の引用を紹介したい。

Experience is what you get when you didn’t get what you wanted. And experience is often the most valuable thing you have to offer. v–Randy Pausch

The Last Lecture Hardcover – Collector’s Edition, April 1, 2008

どうだろう?これは素晴らしい名言で、私自身息子や娘にも伝えた。彼はみるからにアメフト選手のいかつい体系はしてない。そしてそれをユーモアたっぷりに話す。「小さい頃はアメフトの選手になりたかった。コーチは、ボールの練習をさせない理由として、試合中ボールを握っている選手以外は何をしている?と僕らに聞いたんだ。そう、ボールを持ってないが、チームとしてプレーしているってことを言いたかったんだよ。」と。つまりスターになったり、成功したりすると、一流選手でもビジネスパーソンでも舞台に立っている人間にはおごりと慢心が出る。でもその舞台を支えている多くの人たちがいることを忘れてはいけない。このコーチは、慢心せず、他人とのチームプレイを常に意識しなさいという、人生で成功するための最も大切なことを教えてくれたんだという意味で話していた。この引用はその後出てきた名言である。教授は力強くこう前置きした。「僕は決してアメフトで成功することはなかった。でもここで学んだ経験は、選手になることを成し遂げなかったからこそ、チームワークの大切さということを学んだんだ。人生でそれは最も大切な教えの一つになった。」と。だからこの引用を意訳すると「経験というのは、君たちが欲しいと思っていたものが、努力して手に入らなくて失敗したときの瞬間こそが、掛け替えのない大切な意味と経験を手に入れられた瞬間だよ。(そこから学ばないといけない。)だから経験ってのは、失敗しようが成功しようが、最も価値ある学びの過程なんだ。」という内容になる。

We cannot change the cards we are dealt, just how we play the hand. –Randy Pausch

The Last Lecture Hardcover – Collector’s Edition, April 1, 2008

次に、これは彼の講義中の言葉の引用だが、不幸な環境に置かれたすべての人たちにとって勇気を与え、普遍的な意味を持つ。日本語で意訳すると、「僕らは、与えられた人生の条件を変える事はできない(私があと余命3ヶ月なのも変えられないんだ)。でもどう戦うか、(どう感じ、考えるかというのを決めるのは主観である自分なのだから変えられるし)、自分の手で決められる。(それが人生なんだよ。)」という、死を受け入れて、残り3ヶ月をどう生きるかを決めた迫力ある人間のコメントで力強い。

未来を目指す全ての方に!

この書籍は、授業の書き起こしなので、YouTubeで本物をみて、感じ取って頂きたいもんである。元々は授業だったので(公開授業だから、院生も聴講できる)、一見すると学生向けの授業に感じる。実際、奇遇にもカーネギーメロンにはThe Last Lectureという公開講座が当時あって、その名の通り、「あなたにとって、これが最後の授業になるとしたら、あなたは何を生徒に伝えますか?」という趣旨の名物講座に彼がたまたま呼ばれたのである。もちろんパウシュ教授が余命3ヶ月であるからという理由で後付された授業ではなく、そういう授業が元々あり、そこに彼が登壇しただけの話なのであるが、彼にとってもこれが生前最後のメッセージになるとは、誰も予想してなかったと思う。ここで重要なことは、彼がこの講義を、単なる大学の講義として終わらせなかったことである。最後まで読んでいただけばわかるが、この講義は、実は物心ついてない幼い子供が、将来このビデオを見た時に、どのように生きていくべきかを説いた、知恵とヒューモアに富んだ、父親の愛情溢れる最後のお別れの手紙のような位置付けなのである。これで涙が出ない人がいるだろうか?ちなみに私は彼の明るさと(生と)、変えることのできない脳腫瘍の運命に(死と)、堪えきれず号泣してしまった。

まとめ

人生は有限である。しかし、それを認識する機会は死の直前までしにくい。(というかほとんどの人間が目を背けている。)FIREを目指す人もそうでない人も、FIREの本質を理解するために、このブログがきっかけになり、今一度生きるということと死ぬということを真剣に見つめ直す良い機会になることを願う。健康であることが、そして何気無い普通の生活を愛する家族と過ごせることが、いかに幸せなことなのか?それを私は感じながら生きている。みなさんはどうだろう?少しだけ時間を取って、今ただ健康で、家族に囲まれて生きていられる普通の日常のありがたさを噛み締めて欲しい。そうすれば、FIREをなぜすべきなのか?あるいはしなくても良いのではないか?それが明確に答えとして導き出せると思う。個々人それぞれの人生であればいい。日本は画一的な価値観が多過ぎて、FIREについても、ややなんのために生き、そしてFIREしようとしているのかを問うYouTuberが少ない中、世論が爆走していることに懸念を感じる。人はそれぞれの花を咲かせれば良いと思う。個々人にとって、唯一の最適解となる人生のあり方を理解できると思う。


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