9割の富裕層がしているたった一つのこと

できる人とできない人の決定的な違い:習慣化による継続力

FIRE WOLFより。友人のChief Scientistと話すことがあった。膝打つほど同意でき、また勉強になった話を書こうと思う。彼はかなり有名な企業のデータサイエンティストだが、聞けば毎日10km平均を走っているという。あの、1kmとか(私はこれで限界)5kmとかでも凄いのだが、10 Km。それだけでも驚愕だが、そこに加えてついでに読書をするという。「??」最初は意味が理解できず。聞けばAudibleを利用しているという。Audibleなら英語の勉強にもなるし、書籍によっては原著者が読んでくれたりする。私もObamaさんの書籍をAudibleで聞いたが、大統領が書籍を読み聞かせしてくれる贅沢な時間を過ごせるため、これは凄いなと感じていたのだが、積極的に利用していない。(というかサボってしてない)彼は違う。なんと、ほぼ1週間に2冊程度のペースで走っっている間に時間を有効活用して読破してるというのである。ここまで書いて気づいた方もおられるかもしれないが、そう、できる人の秘訣は言うまでもなく習慣化なのである。できる人は、とにかく習慣化による継続の力を持っている。私も幼少期、ドラゴンボールで著名な鳥山先生や織田信長が城主をしていた清洲城を有する清須市と言う「超ど田舎」に生まれて凡人な生活を過ごしていたものだが(ブログの#2で鳥山明先生については少し触れている)、当時隣町にとんでもない奴がいると噂になっていた。その彼がよくうちの中学に試合に来ていたから見たこともあるのだが、化け物みたいに7割越えしているエースで4番の選手だった。7割ってなんかおかしくねぇ?みたいな大変な噂になっていた。そう、あのイチロー選手である。彼は高校野球児も打率7割越えを残している天才ヒッターだ。彼と違い、当時の私は鼻水たらして、トンボとか無邪気に追いかけている純真な小学生であった。その時代に、近所のバッティングセンターにほぼ毎日彼は来ていた。またもや衝撃である。なんと彼は小学生なのに、リミッター(通常80Kmくらいの打席を130Kmくらいで打てるようにおっちゃんが「鈴木くんの特別席」として用意してくれていた)を外した打席で練習しとるではないか。一度だけ目撃したが、すごかった。しかもほぼ毎日である。親父さんといつも来ていた模様だが、年齢がほぼ同じの小学生ながら、話題になっていたことを今だに記憶している。その時は気づかなかったが、彼は素振りを毎日の習慣としていたのである。しかもその継続ぶりが半端無い。いつ行っても静止画と間違うぐらいいるのである。アホな私は、兄貴に「あんなに通ってさ、小遣いすげえあるんだろうな。」と小学生的な疑問を投げかけていた模様である。(40歳をこしてたまに話すと、今だに言われる)しかしそれこそが天才と凡人の違い。習慣化による継続力なのである。

地道だが王道、それが積み重ね

Atomic Habitsというその書籍は、Audibleでも物販でも購入可能だが、そのデータサイエンティストの知人に勧められて結局英語版のAudibleで読破した(聴講した)。真新しいことが無いと感じたのだが、それは私も筆者のように継続的な習慣を実践しているからだとは思った。でも面白いのは、彼の出だしからの劇的な導入部分。緊急ヘリで運ばれるくだりから引き込まれる。(あまり習慣化と関係ないが)イチローもそうだが、近年騒がれている大谷翔平選手もそう。皆継続して、努力している。正直私はニューヨークとシアトルに住んでいたが、ヤンキースで活躍していた松井がワールドチャンピオンでMVPになった年に間近でみれたり、マリナーズで活躍するイチロー選手とあえたのは、海外で頑張る日本人として感慨深いものがあった。話を戻すと、中でも5章目にとても共感した。習慣化のコツというかトリガーとして時間と場所をきっかけにすることを強調していた点である。思えばお金儲けに至る稼ぐ力の習慣化は大変難しい。Python然り、継続してOSSを追いかける必要がある。APIは規制はほぼ毎日世界中で更新される。継続こそが道なのだが、面倒臭いのである。そこで彼が注目しているのが時間と場所である。確かに言い得ている。私も自宅で筋トレはできなく無いのだが(筋トレマシーンもローイングマシーンもダンベルも自宅に置いてあるが、継続しにくい。)、やはりジムに行くことできっかけを作り、スイッチを入れている。(当たり前じゃんと言われようが、細分化すると事実、この10年そうやって継続できている。)Googleの実験だったと思うが、無料のおやつをレジ近くに置いておいたり、コーヒーステーションの近くに置いておくと、必要以上にカロリーを取ることが指摘されている。これも時間と場所の負の習慣である。つまり時間と場所は諸刃の剣だ。喫茶店でコーヒーを飲んだり、居酒屋でお酒を飲むとタバコを吸いたくなるのは、まさに時間と場所がきっかけを作ってしまっている。自分をかえたいなら、強制的に時間と場所を意識するのは有効だと思う。Pythonも、ほぼ趣味で、月に二回程度(時間)Kaggleのサイト(場所)で、他者のKernelはチェックし、チェックしたら時間がなくても流してみるようにしている。寝る前の歯磨きのタイミングでは、必ずサプリを飲み、体重と体脂肪を計測して、血糖値を意識して、翌日の食事を考えている。また夕食も19時を越したらカーボを取ら無いうようトリガーを入れていて、時間で制御している。起きたら必ず白湯とヨーグルト、プロテインを飲み、少し時間を入れてから固形物をとるなど、習慣化を徹底している。ただ新規習慣は、そのスケジュール(時間と場所の)に入れないとうまく機能しないから、ある程度自分のルーティンを意識しないといけない。チェーン化という彼の概念は、私もできていないので、早速実践しようと思ったぐらいだ。とにかく習慣化は突拍子もなく優れた発見でもなく、普段から言われていることだと思う。ただ、良い習慣を実践できている人はほとんどいない=だから成功できないから、この本はそれを一刀両断する意味で、新鮮で面白いのだと感じた。

まとめ

何かを新しく始めるのは辛い。FIREしたいという人の多くは、安易に増やす力である投資に向かいがちだ。それは習慣化を必要としない楽な道のりでもある。1億円近くの原資が有れば、習慣化がなくても、ドカンと入れてインデックスも効果は見えやすい。でも多くの世帯にそんな直近のゆとりはないはずだ。稼ぐ力を継続的に向上させなければいけない。それでいてその種銭となる稼ぐ力を軽視したり、妬んだりする人が多いように思う。

今でこそ私はFIREしている(正確にはREしてない現役バリバリであるが)が、自分がうまくやれたのは継続力があったからだと思っている。ど田舎育ちの私が、海外に留学するには、それ相応の継続的な英語の勉強も必要だったし、何よりルーティンを習慣化しなければ、受験する時間も就業しながらは不可能だった。本質的な命題は、FIRE自体が目標なのではなく、FIREして何をしたいかなのだと思う。(まさにFIできた私がREしないのは、私にとっては子供達や家族と過ごす時間が何より大切で、さらには仕事を通じて世界の見聞ができている幸せな状況にいるからである。就労でストレスを感じることはほとんどない)FIREだけのために、普段の生活や貴重な人生を楽しんで継続するゆとりも習慣化の余裕もなくなり、怪しい増やす力の高額な講座を受けて負債を抱えてしまったり、お金のことだけ猛追して周囲を軽視し、孤独で人生がつまらないものになってしまうようなことでは本末転倒だと思う。大切なことは、継続する学習過程を楽しむことである。自分の趣味があれば、存分に楽しむべきだし、人生で成し遂げたいことがあれば、そういうところにお金を使うべきだ。もちろん自分の経済的バランスを計算してからであるが、その計算をしてない人があまりに多い。私も部下に聞いたことがある。「Can you change your lifestyle after your retirement?」と。意地悪な質問である。総じて高給取りな部下たちが、その答えにProbably not. と答えるのだが、それでいてちゃんと投資しているか?と聞くと、アメリカ人はほぼ100%Yes.なのに対し、日本人が「えっ、投資しないとまずいですか?もう30すぎたのでやっぱりですかね。300万くらいはあるんですが、マンション買っちゃって。」と答えて驚愕する。タワーマンション買ってベンツに乗ってるのにその状態では、老後が心配で仕方がない。一流大学を出ていてその体たらくである。それでいてFIREしたいと言っているのに増やす力ゼロで、いわゆる現役高所得老後貧乏状態である。(友人には数名FIREしていて、マンションを何棟か経営してたり、フェラーリファンで数台のフェラーリ乗ってたり、不労所得で十分なゆとりがある人にそういう人もいるが、平均的に見てそんなのは例外である)、背伸びして増やす力や貯める力もないうちに、賃貸で住めばいいのに、新築マンションを買う(これは本当にNG。私もアメリカでほぼ年率10%で住宅価格が上がる家を買うのはいいが、日本でマンションは買った瞬間に負債化してしまうのがほとんどで、特に新築は絶対NGというのは外部で見ていても明らかなのに買ってしまっている)、フェラーリも買う、旅行もしたい放題、食べ物はケチれない。ブランド品も欲しいなんて状態なのであれば、多分現時点で富裕層でも一生FIREするのは無理だろう。今やるべきことを継続できるか?そこに尽きるのではないだろうか?

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