就活している20代の学生さんに

世界中での面談を通じて

仕事柄世界中で採用面接を依頼されることがあるのだが、職種は役員クラスから新卒の学生さんまでと幅広く全て見るようにしている。中でも新卒の全く違う世代である就活生と会うのは私の楽しみの一つでもある。今日はそんな面接官も時折務める、40代おっさんの私が持つ目線を伝えて見たいと思う。

3つの学び

私が学生さんと会うのを楽しみにしている最大の理由として、最近の若い方は本当にしっかりしていて、的確な質問をされる方が多く、自分が学ぶことが多いという点に尽きる。コロナ前はもちろん、コロナ禍においてもそれは変らない。変わるといえば対面からZoomに変わったことぐらいだろうか。面接は私にとって3つの学びがある。逆にいうと学生さんも、そうしたことを意識すると、面談もうまくいくのではないかと思う。何故なら面談を通じて、面接官は単に採用の1とか0を決めているわけではなくて、将来一緒に働いたとき、その方々と仕事をして、ともに学んでいけるか?を見ているからだ。就活生の皆さんは、様々な対策をされている模様だが、私は常にマイペースで、恐らく他の面接官とはかなり違う。その3つの視点を紹介したい。

高額な花より世界に唯一の花でいい

一つ目が彼らの持つユニークな視点である。日本はユニーク性が嫌われる。違うことをすると叩かれやすい。しかしアメリカは真逆だ。それは強さとして捉えられる。アメリカは国土が大きい。それが故に、日本では考えにくいような視点を学ぶことがある。仕事柄、私はコンピューターサイエンス系の学生を相手にすることが多いのだが、その代表例としてMobilityを就職のプリファレンスとして、福利厚生の一つというか、利点として求めてくる学生が圧倒的に多い。その時、単に旅行がしたいからという理由ではなく、Mobilityの定義を的確に求めてくる学生には好感を持つ。例えば、どれだけ柔軟に国をまたいでデータを触れるか?違う地域に行けば、アメリカでは産業クラスターが変わるため、扱うデータも機械データから、人間が用意した構造データなどに変わり、また個人情報などのPIIなどの規制も多様に変わる。それに応じて扱かう法律に遵守したAPIやHWも変わる。具体的にCPUからGPUに対象コアが変わったりするというものだ。人と差別化していくためには、同じことをしていては変われない。アメリカ独特な視点が学生から学ぶことが多い。

自己分析ができている=面談していて質疑がしやすい

二つ目が技術力における自分の立ち位置を把握している点(というか新規技術に対する自分の実力の把握力)。面接官は完璧な人間を探している訳ではない。だからできない技術領域があっても問題ない。むしろ自分のできない部分を的確に把握して、前向きに成長しようと愚直に考えている学生に好感を持つ傾向がある。特に私はそのタイプである。特にこの視点は重要で、次回のブログでスタンフォードの学生を具体例に紹介したいと思う。

人として清々しく気持ちいい

3つ目は、とにかく面接官も人間であることを忘れては行けない。例えば静かなのに、前向きで明るく、礼儀正しい人は誠実性が滲み出ていて好まれる要素が満載だ。最後の点は、日本でもアメリカでも最近そう感じるが重要な点である。結局面接官も人間。一緒に仕事するなら、誠実に、かつ気持ちよく仕事したい。誰が前向きに頑張る人を放っておくだろうか?こうした理由からも、私は初対面で会う学生には、アメリカではFirst Nameでよんでもらうようにしている。対等に接して、年齢に関係なく、お互いにリスペクトするわけである。私だって知らないことは多い。学生から学んで何が悪いのか?というぐらい謙虚に臨むようにしているし、学生さんが質問して、わからないことはすみませんと謝る。受け手側にもその気持ちは伝わっていると思う。アメリカでも私のような役員クラスになると、MrやMsをつけて呼ばれないと煙たい顔をする輩もいるが、そもそもその時点で本質的でなくて古いなと思う。日本には特に多いが。。。そんなことしていたら、せっかく新しい情報が入る若手世代との交流の機会をみすみす逃してしまう状況を自ら壁を作って遮断しているのと同じだ。だから私はいつも面談では色々と自分の興味ある分野についても無邪気に質問を出すよう敬意を持って学生と対話するようにしている。

まとめ

こんなポイントで、今回は就職活動の面接官として考えていることを軸に、何を重要視しているかについて触れて見た。あなたの面接官はどうだろう?将来面談がある場合、少し上記ポイントを意識して見たらいかがだろうか。

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