【必読】英会話は不要?大学院留学準備その1

英会話はしなくていい

いきなりセンセーショナルだが、事実だ。結論から入ると、まず留学するのに、最初に英会話学校はマジでお金の無駄である。留学の場合TOEFLやGMAT/GREで合格が決まるし、多くの日本の大企業でTOEICは義務化され始めていて、昇進条件になりつつあるのだが、テスト高得点を取るのと、英会話が実務ビジネスレベルで役員会議やメディアのスピーチで運用できるというのは全然意味が違う。だから留学前に勉強する優先度も違う。留学をしたいなら、優先度を間違えて貴重な時間とお金を英会話に投入しなくていい。「優先度」という意味で、100%いらないと断言する。これを理解していない海外留学希望者が多いのが残念な事実だ。もちろん話せなくていいということを言っているわけではない。フォーカスすべき優先度が留学前と留学後で180度違うのだ。留学前英会話は時間の無駄に近い。ちなみにかくいう私も大枚叩いて無駄な時間を過ごしたことを後悔している。今振り返れば本当にそう思う。結果として私の場合、全米でもアイビーリーグの名門(と言われる)の一つであるコロンビア大学に入学し、当時のTOEICとTOEFLはほぼ満点に近かった。でも満点でも渡米した瞬間全く話せなかったのである。その後アメリカで仕事しながら趣味で、工学系の修士でカーネギーメロン大学を出ているが、やはりアメリカ実社会に出ないと英語力はつかない。日本の英会話学校では、先生が忖度してふんふん聞いてくれるため、一見わかった気になるが、アメリカに留学した時に、自分が飛んでもなく実戦で使えない英語スコアメイキング野郎の勘違い人間であったことに、滞在して初めて気づき、大きく挫折したのである。私は現在は妻子がアメリカ人ということもあるが、何より全米の部門長をしている関係で英語は日常使い言語である。外資系ではなくアメリカの会社の役員として、普通に2万人近くにメールしたり、数百人のアメリカ人の前で電話会議で話したり、時にはメディアインタビューも出ないといけない立場なので、話せて当たり前である。(当たり前だが)しかしここに至るまで、紆余曲折しているから心配しないで欲しい。私も今だに覚えているが、コロンビア大学入学式前に行ったMcDonaldで頼んだコーヒーが、なぜか何度頼んでもCokeで出ていた失態を犯している。(この記事はこちら。「コーヒー頼んだのにコーラが出てきた件」で紹介する。また発音の説明をする時に実践的な練習法をYouTubeなどで紹介する。)そこで初心者が大学院を目指す場合も、お子さんに英語学習させたい親御さんも、まず最初にすべきは、とにかく楽しい英語のリスニングを継続する(させる)ことだろう。好きこそ物の上手なれ。今後このブログでは、まず小難しいことを語らずにFIRE達成の1歩目となったアメリカ渡米のステップを、私が歩んだ事実としてつらつら書こうと思う。

やっぱり大学で学んだ事は正しかったー英語はリスクニング力と語彙力が9割

今振り返ると、社会人になると小金ができる関係で英会話などの近道をしたくなるもんだ。学生時代、慶應大学に進学後、教授に言われたのが「英語で近道なのは、遠回りだが、好きな映画を丸暗記できるくらい何度も見る事。」と言われ、当時ケビンコスナー主演のボディガードという題材を進められた。今思えば、これが劇的に英語のスコアを押し上げた最初のステップである。但し、くどいが、英語のスコアメイキングと、英会話ができることとはものが違う。勘違いしないようにし、渡米してから会話を磨くようにしたほうがコスパが良い。さて、映画内容がプロの仕事を扱っており、要所要所でFワードなどは、ハリウッド映画なのでたまに出てくるが、基本ビジネス会話として使えるものが多い。そして何よりケビンコスナーの聞き取りやすさ抜群の英語である。ホイットニーヒューストンの英語はいわゆるアフロ系ネィティブのアクセントはないものの、言い回しにはよろしくない特徴があるため、あまりお勧めはできないが、総じて良いマテリアルだ。私はボディーガードの職業倫理観に惚れていたので、割と何度も見れる題材として繰り返しみたのを記憶している。あとはルパン三世のカリオストロの城。宮崎駿の初期の名作。私の世代はこの映画が好きな人間が多い関係で、私も丸暗記は問題なかったが、劇的に英語リスニング力が向上したのを記憶している。そこで実践するよう教授に言われたのが、ディクテーションである。ようは書き取るという事なのだが、通常英語のリスニングには3つのステップがある。解説して行こう。

1. 耳を鍛える

一つはまず耳から捕捉する能力をつける事。英語の周波数は日本語のそれとほぼずれており、周波数が違うために、耳が退化して聞こえなくなっている成人が多い(これは事実としてカーネギーメロンの音声周波数を機械学習する授業で習った)。このため、周波数を聞き取れるために、とにかく幼少期に音になれさせるか、私のように20過ぎてから学習する場合、退化した能力を取り戻すべく聴きながらディクテーションで答え合わせしていく継続的努力が求められるのである。聞いては止め、聞いては止めて書き起こしたもんである。当時はSONYのカセットタイプのウォークマンしかない超アナログな時代であり、学習は困難を極めた。なので今始める方々は、なんて恵まれた環境にいるもんだと羨ましい限りである。

2. 語彙力を広げる

2つ目がその聞き取りの前提となる語彙力を最低限広げること。これは最初に語彙を暗記するというのはお勧めしない。映画を聞き、ディクテーションでかけないところを暗記するのである。それだけの話なので、無理に使いもしない語彙を丸暗記する大学予備校の教え方とは180度異なる。途方にくれることもない。かなりこのアプローチはやりやすいはずだ。

3. 発話の舌を鍛える

3つ目にそれを発話できる舌を鍛えること。これは留学してからやればいい。結局発話は発音をできないと、実は聞こえてない。鶏とたまごみたいな関係なので、聞けてくると発音できるというのもあるが、実は発音を理解しているので、聞けてくるという関係性なのである。ただこれは優先度を思い切り落とすべきであると思う。本当にアメリカで就職する場合、ここができないと厳しいが、それは留学してからでも間に合う。できない理由はいくらでも作る事はできるが、まず留学したいなら毎日1時間でもリスニングしっぱなしにするのではなく、書き起こして答え合わせすることをお勧めする。それは集中すれば30分でも成果は出る。なお発音の話は、こちらの記事で触れているので参考にしていただきたい。

通常

まとめ

今回は誰でも始められる「映画を見る」というところから入った。意外に簡単な話である。千里の道も一歩から。まずは始めないと始まらない。でも信じて欲しい。私も同じ道を通った。ど田舎生まれの外人なんて一人も存在しない田舎に生まれ育った私ができたのである。当時はインターネットも存在しない時代だ。いまの皆さんの環境なら問題なくできるはずだ。次回は、さらにとっつきやすい、日常会話がふんだんに使われている教材(教材と言っても、文法教材とかではなく、映画やドラマの紹介をする。継続してもらうためには硬い本ではなく、DVDやデジタルコンテンツなどの方が継続力が出て良いからである)を紹介して行こうと思う。継続は力なり。まずは自分の好きな映画を選ぶのもいいだろう。


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